草なぎ剛の演技力が「天才」と評価される理由とは?凄さがわかる5つの秘密

SMAPの元メンバーで、当時から演技力がピカイチと言われていた、草なぎ剛さん。

映画「ミッドナイトスワン」で日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞を受賞し、大きな注目を集めましたね。

そんな草なぎ剛さんですが、演技力が「天才」と言われているようなんです。

今回は、草なぎ剛さんの演技力ついて、調査しました!ぜひ最後まで御覧ください。

草なぎ剛の演技力が「天才」と評価された【日本アカデミー賞】のエピソード!

草なぎ剛さんは、映画『ミッドナイトスワン』で、第44回日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞を受賞しました。

日本アカデミー賞は撮影側から評価される賞で、協会員の投票によって公平に評価されます。そのため、業界内でも高く評価されていることが分かります。

この作品で草なぎ剛さんは、親から虐待されて育った少女と、疑似親子関係を築いていく、トランスジェンダーの女性を演じています。

とても難しい役ですが、草なぎ剛さんの新たな代表作となりそうですね!

『ミッドナイトスワン』の役作りについては、「あまり難しく考えず、『とりあえずやってみよう!』という感じで演じた。」と話していました。

主人公が号泣するシーンについて、「行列のできる法律相談所」で司会をつとめる東野幸治さんが質問したところ、「なんかできちゃったんですよ」と、あっけらかんと答えていました。

「間違ったらもう1度やればいい」くらいの感覚で演じたところ、自然体でできてしまったということです。

それで主演男優賞を受賞してしまうのですから、まさに天才と言えますね。

「マジっすか。ごめんなさい。頭が真っ白になってしまって」と戸惑ったあと「今まで、皆さんとお仕事をさせていただいたこととか、仲間の皆さんに応援していただいていることとか、慎吾ちゃんや吾郎さん、本当に近い人たちが支えてくれて、今日この舞台に立てたんだなと思ってうれしいです」
Yahooニュースより引用

受賞したときも、「まさか自分が」という感じで、その謙虚な人柄がうかがえました。

2021年に初めてこの日本アカデミー主演男優賞を受賞したわけですが、本来であればもっと早くに受賞していたはず、という声も多かったです。

草なぎ剛の演技力が「天才」と評価される理由とは?

草なぎ剛さんの演技が「天才的」と言われるのは、演技のプロから称されているから、というのもあります。

  • 『蒲田行進曲』で演出家・つかこうへい氏から「大天才」「あいつこそ高倉健になる人」と言われた
  • 『日本沈没』で原作者・小松左京から直接指名された
  • 樋口真嗣監督から「役が憑依しコントロール自在」と驚かれた
  • 星護監督から「監督が心から話が出来る俳優」と言われた
  • 宮藤官九郎監督から「多くの監督が何度も仕事したくなる」と言われた
  • 三谷幸喜監督から「役が“乗り移る”瞬間を初めて見た」と驚かれた
  • 坂元裕二から「もし俳優のオリンピックがあったら、日本代表は草なぎ剛さん」と言われた
  • 松井今朝子から「舞台でただ新聞を読んでいるだけで、 明治の青年がそこにいるようにしか見えない」と言われた
  • 内田英治監督から「役と同化している」と言われた

演出家や監督が注文をしなくても、自然と演じることができるので、演技派と呼ばれるのでしょう。

草なぎ剛さんの演技力は、一緒に作品を作る側からしても、これほどにまで高評価なのですね。

数多くの俳優と携わってきた監督たちが高く評価しているとなると、「天才」と言われるのがわかりますね。

草なぎ剛の演技力の「凄さ」がわかる5つの秘密!

草なぎ剛さんの演技力がすごいと言われる秘密は、どこにあるのでしょうか?

秘密①『ストイック』

草なぎ剛さんは学生の頃からとにかく真面目で、何事にも一生懸命取り組む性格でした。

役者としてもとてもストイックで、徹底した役作りをしていることも有名です。

完璧を求める草なぎ剛さんは、「チョナンカン」として番組を持った際、韓国語を全く話せなかったのですが、独学で猛勉強をしました。

番組が始まった当初カンペを見ながら司会進行をしていたのですが、早い段階で独学で韓国語をマスターしていました。

なんとわずか1ヶ月後には、日常会話ができるほど韓国語を話せるようになったのです。

そして、チョナン・カンとして俳優デビューした際も、韓国語を完璧にマスターし、通訳なしで韓国人と話せるほどにまで上達していました。

また、草なぎ剛さんは役を演じるにあたり、徴兵制度や在日韓国人などの文化についても学んだそうです。

そして、ドラマ『僕の生きる道』での役作りも、徹底したものでした

2003年に放送された、草なぎ剛さんの代表作『僕の生きる道』は、主題歌『世界に一つだけの花』でも話題になりましたね。

余命いくばくもない教師役を演じた草なぎ剛さんは、あばらも見えるほどの肉体改造をおこないました。

9キロも減量し、本当に死んでしまうのでは?とおもえるほど、弱弱しい体作りをおこなったのです。そのストイックさには、脱帽ですね。

秘密②『独特の感覚』

草なぎ剛さんは演技についてのインタビューで、「いつも試行錯誤」「感じたまま演じる」と話していました。

ある時はむき出しの感情になるのか、またある時はトーンを抑えたりと、そのときに感じたまま表現しているようです。

サラッと話していますが、それを画面越しに表現できるのは、草なぎ剛さんならではの感覚を持っているのでしょうね。

秘密③『使いやすさ』

草なぎ剛さんは、あらゆる作品で起用しやすいと言われています。

元SMAPの木村拓哉さんも、数々のドラマで主演を演じていますが、脚本家からは”使いにくい”とも言われてるそうです。

「木村さんは『眠れる森』や『ギフト』(ともにフジテレビ系)など不良っぽい役のほうが魅力的だと思うんですが、それだと数字が取れない。彼の場合は、ぶっちゃけ『専門職のスキルを発揮しつつ、恋愛劇を展開』というワンパターンしかハマらないので、コストパフォーマンスが悪いんです。」
アサジョより引用

それに比べて草なぎ剛さんは、どんな役でも染まることができるので、いい意味で目立たず、使いやすいようですね。

秘密④『表情が豊か』

ドラマ「任侠ヘルパー」の翼彦一役を演じた際は、ヤクザの幹部候補という未だかつて何ぶっ飛んだ役でした

しかし、いつもにこやかな草なぎ剛さんとは打って変わって、凄みのあるヤクザ役を見事に演じていました。

「青天を衝け」の徳川慶喜役も、急に顔を真っ赤にして怒ったりと、表情の豊かさが評価されています。

草なぎ剛さんの演じる徳川慶喜は、能面をモチーフにしているクールで繊細な性格だったので、急に怒り出すシーンが印象的でしたね。

映画「ミッドナイトスワン」の主演・凪沙役も、やさぐれている表情や母性を感じている表情など、いろいろな姿を見せてくれますね。

秘密⑤『役になり切っている』

草なぎ剛さんは、どんな役でも素で演じているにも関わらず、見事に役になり切っているのが印象的ですね。

自然に役の個性を引き出しており、自分に馴染ませているのがすごいです。

「青天を衝け」の徳川慶喜役も、今までの「残念な最後の将軍」というイメージとは違い、草なぎ剛さん流の新しい徳川慶喜を見せてくれました。

演技の幅が広いというのも、天才と言われる理由でしょう。

まとめ

今回は、草なぎ剛さんの演技力について、紹介しました。

業界内でも草なぎ剛さんの演技力は絶賛されており、満を持して日本アカデミー賞を受賞していました。

天才と言われる理由はいくつかありますが、どんな役でも感覚で演じ切ってしまうのが、草なぎ剛さんのすごさなのでしょうね。

これからの活躍にも注目ですね!最後まで御覧いただきありがとうございました。

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