若手女優の中でも人気・実力ともに兼ねそろえている二階堂ふみさん。
数々の映画賞を受賞しており、二階堂ふみさんの演技を見たい!と思うファンも多いと思います。
そんな二階堂ふみさんの演技力についてですが、「上手い」「下手」賛否両論あるようなんです。
今回は、二階堂ふみさんの演技力について、調査しました!ぜひ最後まで御覧ください。
二階堂ふみ演技下手?棒読みや大根ってホント?世間の声と評判を調査
二階堂ふみさんといえば、若手女優の中でも抜群の演技力を持っているイメージがありますが、映画での高評価とは対照的に、ドラマでは「演技下手」という意見もあるようなんです。
そのため、二階堂ふみさんは映画に力を入れていますが、ドラマはやる気が無い、というように見られることもあるようです。
最近主演をつとめている 『プロミス・シンデレラ』は、まさにその典型。二階堂ふみさんに「ラブコメは向いてない」という声もあるうようなんです。
人気少女漫画が原作の「プロミス・シンデレラ」は、平穏な暮らしを送っていた主婦の早梅が、突然夫に離婚を切り出され、無一文、宿無しになるところから物語が始まります。
人生崖っぷちのアラサーバツイチ女となった早梅が、金持ちでイケメンだが性格が悪い男子高校生・壱成(眞栄田郷敦)と“リアル人生ゲーム”をさせられることになります。
でも二階堂ふみ演技鬼下手w
— Sarara☪︎ (@ldh_s12) August 10, 2021
二階堂ふみって演技下手だったっけ、、プロミスシンデレラ楽しみにしてたけどなんか、、
— おもち (@_mochi561) July 16, 2021
プロミスシンデレラ漫画おもろいのに二階堂ふみが声ハリなくて演技下手でつまんない、、、
— あおやおかき (@ayakaaa_0419) July 17, 2021
二階堂ふみってこんなに演技下手だったの?なんかラブコメに合ってないというか、全部スベってる感じする… #プロミスシンデレラ
— お味噌汁 (@yuzukkosho389) July 26, 2021
しかし、二階堂ふみさんがドラマで酷評を受けるのは、少々気の毒ですね。
なぜかというと、二階堂ふみさんは「憑依型女優」といわれており、そのキャラクターがとり憑いたかのような
演技をします。
二階堂ふみさんはそのキャラクターのことを知り尽くし、全てストーリーを頭に入れてから取り組むタイプだそうです。
ドラマはまだ結末は見えないので、そのような演技は難しいですよね。
映画は結末まで脚本に書いてありますが、ドラマは先のストーリーすら分からない状態で、役に入り込まなければなりません。
キャラクターの全てを知ってから演技する憑依型女優にとっては、少し酷ですね。
映画とドラマの作り方の仕方が違うことで、二階堂ふみさんの演技の差を産んでしまったわけですね。
二階堂ふみは演技上手い!天才と称賛される作品は?動画で確認
二階堂ふみさんは、鬼才・園子温監督の映画「ヒミズ」に出演した際に、日本アカデミー賞新人賞を受賞しています。
このときまだ16歳。当時からその演技力がずば抜けていたことが分かりますね。
その後も、二階堂ふみさんは大御所監督の作品に次々と出演しています。
ヒミズ(2012年)
主人公の男子高校生(染谷将太)は、父親のDVに耐えながら平凡な人生を夢見ていましたが、ある事件をきっかけに人生が大きく変わってしまいます。
お金を要求してくるギャンブル好きな父親と、男と逃げた母親、そんな家庭で育った主人公は、悪い奴を殺して死のうと決めます。
そんな彼をストーカーのように慕い、母性愛で包み込む二階堂ふみさん。この演技で、ベネチア国際映画祭新人俳優賞を受賞し、世界から注目されるようになりました。
この年に出演した映画『悪の教典』でも、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
『地獄でなぜ悪い』(2013年)
またもや評価を受けたのが、園子音監督の作品。
服役中の妻の夢を叶えるために、娘の主演映画を撮ることに決めたヤクザの組長。通りすがりの平凡な青年を脅し、映画を撮らせることになります。
筋金入りの映画オタク青年(星野源)も巻き込み、ヤクザ同士のリアルな抗争を撮影するというハチャメチャな展開に。
ヤクザの娘を演じたのが二階堂ふみさん。自分を裏切った男の口にガラスをふくませ、ディープキスをするという強烈なキャラクターを演じました。
その圧巻のオーラは見ものです!
『私の男』(2014年)
二階堂ふみさん演じる主人公は、9歳の時に津波で家族を亡くし、親戚の叔父と一緒に暮らし始めます。
やがて2人は肉体関係を持つようになる・・・と、近親相姦という衝撃的な作品に挑みました。
まだ10代だった二階堂ふみさんの、健康的な色っぽさや、大人の男を手玉に取るしたたかさが、見るものを魅了します。
叔父と名乗った男は実は父親で、父親役を演じる浅野忠信さんを、「お父さん…しよ」誘うセリフは必見です。
この映画によって、「演技派」「本格女優」という高い評価を受けました。
『リバーズ・エッジ』(2018年)
自分の彼氏からひどいイジメを受けている同級生(吉沢亮)を助けた主人公の女子高生(二階堂ふみ)は、そのお礼に放置された死体を教えてもらいます。
自分が生きているのかどうかわからないときに、死体に会いに行くという不思議な関係。
二階堂ふみさんはこの作品で初めてヌードを見せ、大きな話題になりました。
この作品から、「作品のためなら潔く脱ぐ」というイメージがつきましたね。
『翔んで埼玉』(2019)
出身地や居住地によってヒエラルキーが確立している格差社会。ある日、東京都の名門校に容姿端麗な男子(GACKT)が転校してきますが、実は最下層の埼玉出身だったのです。
異色漫画の映画化で、埼玉を徹底的にディスっているのですが、そこにはユーモアと愛があふれています。
二階堂ふみさんは、女子に見える男子という異色のキャラクター。
漫画チックな見た目がバッチリはまっており、二階堂ふみさんはぶっ飛んだコメディでもいけるんだ!としらしめた作品になりました。
西郷どん(2018年)
二階堂ふみさんが大河ドラマ2回目の出演となった本作品。
西郷隆盛(鈴木亮平)の二番目の妻で、気が強い島の娘を好演していました。
二階堂ふみさんは他の島人役と比較しても、そのリアルな姿が娘そのものだと好評価を得ていました。
奄美ことばを話し、直情的に行動する熱い人物を熱演していました。
このように、二階堂ふみさんは同世代の俳優と一線をおいた演技力を見せてきたのですね。
二階堂ふみの演技力を確認!話題の演技と経歴をまとめ
もはや演技派・国民的女優といえる二階堂ふみさん。
1994年に沖縄県那覇市で誕生し、12歳のときに『沖縄美少女図鑑』に掲載されたのがきっかけで、芸能界に入りました。
ニコラモデルとしてデビューしたのち、女優へ転身します。
2007年にドラマ『受験の神様』でドラマデビューすると、そのすぐ後に『ガマの油』でヒロイン役を務めます。
『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』では、映画初主演を果たしました。
2012年には、NHK大河ドラマ『平清盛』に初出演し、2018年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』で重要な人物を演じました。
2016年には、バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』で初レギュラーに選ばれ、2020年にはNHK連続テレビ小説『エール』に初出演し、NHK紅白歌合戦で紅組司会を担当します。
二階堂ふみさんの主な受賞歴は、以下のとおりです。
2011年:第26回 高崎映画祭 最優秀助演女優賞、第3回 TAMA映画賞 最優秀新進女優賞、第16回 日本インターネット映画大賞 ニューフェイスブレイク賞
2012年:第68回ヴェネツィア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞〈新人賞〉、第36回日本アカデミー賞 新人俳優賞、第17回日本インターネット映画大賞 主演女優賞
2013年:第35回ヨコハマ映画祭 最優秀助演女優賞、第56回ブルーリボン賞 最優秀助演女優賞、第23回東京スポーツ映画大賞 助演女優賞
2014年:第38回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞、第6回 TAMA映画賞 最優秀女優賞、第13回ニューヨーク・アジア映画祭 ライジングスター・アワード、第39回エランドール賞 新人賞、第24回 日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞
2019年:第43回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞、優秀助演女優賞
2020年:第106回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞、第29回橋田賞 二階堂ふみ、第24回日刊スポーツドラマグランプリ 助演女優賞
wikipediaより引用
このように華麗なる受賞歴から見ても、二階堂ふみさんの演技力は素晴らしいことがうかがえます。
まとめ
今回は、二階堂ふみさんの演技力について、紹介しました。
主に映画での演技力が高く評価されていますが、ドラマではラブコメの評価が低いようですね。
憑依型と言われていることもあり、役になり切れないと思うような演技ができないのかもしれません。
しかし過去の経歴をみても、その演技力は確かなものだと言えますね。
今後の活躍も楽しみですね!最後まで御覧いただきありがとうございました。
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