数々の話題作に出演し、今後の活躍が期待されている俳優・坂東龍汰さん。
若手イケメン俳優の中でも、坂東龍汰さんの独特の雰囲気は見る人の心を奪ってしまいますね。
そんな坂東龍汰さんですが、どのような学生時代を過ごしてきたのでしょうか。
今回は、坂東龍汰さんの学歴について、調査しました!ぜひ最後まで御覧ください。
坂東龍汰の学歴を調査!出身中学は?シュタイナー教育って何?
坂東龍汰さんは、アメリカ・ニューヨーク出身です。
お父さんが19歳のときに映画監督を目指し、単身カリフォルニアに渡ったものの、あきらめてニューヨークで技工士の会社を設立しています。
母親はニューヨークで陶芸教室を開いており、そこで両親が出会って結婚しています。
坂東龍汰さんが3歳のときに、突然お父さんが「自給自足だ!農業するぞ!」と、北海道に移住を決意します。
そのまま北海道に住むことになった坂東龍汰さんは、「いずみの学校初等部」に通うことになります。
お父さんがシュタイナー教育という教育法に感銘を受け、仲間を集めて当時まだ北海道になかった学校を、作り上げてしまったそうです。
クラスメイトは9人しかおらず、そのまま小学校卒業後に、いずみの学校中等部に進学しました。
学校に部活という概念はなく、同好会でバスケットボールや和太鼓があり、芸術面に特化した教育が行われていました。
いずみの学校では、テレビやゲーム、携帯電話などの電子機器類がすべて使用禁止でした。
また、教科書やテストも無く、点数を付けて他者と比較することがありませんでした。
そのため、生徒は自ら興味のある分野を選び、才能を伸ばせる環境だったそうです。
坂東龍汰さんの両親は、自宅でもシュタイナー思想を徹底しており、ゲームや携帯を触ることはありませんでした。
坂東龍汰さんが中学生の時に、初めてこの環境が特殊だと知ったそうですよ。
中学生になると、やっと週1本、映画を見ることが許されたので、お父さんが毎週土曜日にDVDを借りてきてくれました。
シュタイナー教育とは?
坂東龍汰さんが受けていた「シュタイナー教育」は、20世紀はじめにオーストリアで誕生しました。
哲学者・神秘思想家のルドルフ・シュタイナー氏が発案し、「教育芸術」と呼ばれています。
芸能界でも、斎藤工さんや村上虹郎さんが、シュタイナー教育を受けてきました。
シュタイナー教育は、子供が自由な自己決定をおこなうべく、「学ぶことは一つの芸術」という考え方に基づいています。
- 自分の意思で行動する
- 他の教育にはないルール
- 自ら考える力をつけさせる
- 成長を妨げるものは排除
- 人間の成長を7年周期でとらえる
このような特徴があるようです。
シュタイナー教育を取り入れている学校は、幼稚園~高校まで一貫して学べる環境になっているそうです。
自由教育の象徴でもり、日本では知識偏重の受験教育の代替として、支持されています。
発案者のルドルフ・シュタイナーは、自身の経験から、勉強以外でも個性を生かした教育が必要だと気付いたそうです。
そのため、点数をつけたり、評価やテストを排除します。他者と比較して落ち込むことがないので、のびのびとした環境で学ぶことができます。
シュタイナー教育を早くから取り入れると、何かに秀でた人材が生まれることが多く、起業家やアーティストになる生徒も多いようです。
坂東龍太さんはシュタイナー教育の中で、絵や写真、社交ダンス、そして「演劇」にとても影響を受けました。
お芝居は小学生からやっていましたが、高校の卒業演劇で、主役を演じることになりました。
セリフが多く、とても大変だったそうですが、お客さんの反応を生で感じたことにより、「コレしかない!」と興奮したそうです。
坂東龍汰さんが俳優になるきっかけも、シュタイナー教育だったのですね。
坂東龍汰の出身高校はいずみの学校高等学園!卒業制作にクレイアニメ?
坂東龍汰さんは中学卒業後、そのままエスカレーター式で、いずみの学校高等学園に進学しました。
シュタイナー教育は、3歳~18歳まで一貫して受けることができ、北海道内にあるのはこの一校だけのようです。
坂東龍汰さんは体育の授業で社交ダンスを習った際に、「面白い」と思い、先生にお願いして社交ダンス部を作ります。
坂東龍汰さんは部員第一号となり、北海道大会で3位に輝き、プロに誘われるほどの実力を発揮します。
しかし、ペアの子が映画監督を目指したので、社交ダンスでプロにはなりませんでした。
また、高校2年生のときには、ニュージーランドへ留学しています。
高校時代もアートな才能を発揮し、卒業制作では、クレイアニメーションを制作したそうですよ。
22分にも及ぶこの作品「目の雫」は、1年掛けて1人で作り上げました。
実は、坂東龍汰さんの父親がニューヨークにいたときに、クレイアニメを作っていたそうで、そこから影響を受けたそうですよ。
ストーリー展開に悩んでいた時に、知り合いのギタリストのライブを手伝うことになり、演奏を聴いていたら、思い描いていた世界観にマッチしたそうです。
ほかにも卒業演劇や文化祭、普通の授業と、とても慌ただしい1年間だったそうですよ。
ギターもダンスもカメラも、全部中途半端だったことで、何かを成し遂げたいと思っていたそうです。
華々しい高校生活かと思いきや、実は超時代遅れの男子高校生だったそうですよ。
学ランや制服がない学校だったので、制服でデートすることもできず、携帯も無いので、女子とLINEでやり取りする・・・なんてこともなかったとか。
さぞモテモテかと思いきや、意外すぎる高校時代だったのですね。
坂東龍汰は大学に進学した?高校卒業後の進路は?
坂東龍汰さんは高校卒業後、大学には進学していません。
いずみの学校高等学園は、1999年に開校し、世界に1000校もの姉妹校があります。
しかし、日本ではまだ高校と認定されていないので、高卒扱いになりません。
大学を受験するとなると、高卒認定試験を受ける必要があるようですね。
坂東龍汰さんは高校卒業後、2週間で実家を出て、住み込みで有馬温泉の旅館でアルバイトをしていました。
校の卒業演劇で主役を演じたときに、役者を目指そうと思い、親に相談します。
すると自活することを求められたので、お金を貯めるために、住み込みで働ける旅館を探してバイトをします。
そして、1年で貯めた100万円を持って、上京することとなりました。
また、趣味の絵や写真を仕事にできないかとも考えたので、同じシュタイナー教育を受けていた村上虹郎さんに相談し、現在の事務所を勧められたそうですよ。
事務所に応募する際は、履歴書と一緒に絵や写真、クレイアニメーションを送りました。
2017年には事務所に所属し、すぐに俳優デビューを果たしています。
まとめ
今回は、坂東龍汰さんの学歴について、紹介しました。
坂東龍汰さんは、シュタイナー教育という特殊な教育を小学校から受けており、高校までずっと同校に通っていました。
高校卒業後は大学に進学せず、役者を志し上京しています。
これからもますます活躍していってほしいですね!最後まで御覧いただきありがとうございました。
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