第100代総理大臣となり、国民の代表となった岸田文雄氏。コロナ渦という厳しい時代に、特別なタイミングで誕生した新総裁ですね。
イメージ的には庶民に近い岸田文雄総理ですが、どのような学生時代を過ごしてきたのでしょうか。
今回は、岸田文雄総理の学歴について、調査しました!ぜひ最後まで御覧ください。
岸田文雄の学歴を調査!出身中学はどこ?
東京都で育った岸田文雄総理は、通産省の官僚だった父・岸田文武氏の仕事の都合で、一時期アメリカ・ニューヨークの公立小学校に通っていました。
1966年、小学校3年生のときに帰国してからは、千代田区立永田町小学校に転入しています。
永田町小学校は現在、麹町小学校と合併しているようですね。
父親が永田町で衆議院議員をしていたので、通いやすい永田町小学校に転入したようですね。
また、永田町小学校は高級官僚の子息が通っていたので、「議員の子供は永田町小学校」という風習があったそうです。
小学校卒業後は、千代田区立麹町中学校へ進学しています。小学校では野球をしていたようで、今も広島カープのファンです。
当時11クラスまであるマンモス校だったのもあり、岸田文雄総理はあまり知られていない存在だったようです。
麹町中学校は進学校ですが、スポーツも盛んでで、岸田文雄総理は軟式テニス部に所属していたそうです。
小中学校時代の同級生にとって、当時の岸田氏は目立たず、穏やかな性格だった一方、協調性があり、人望が厚かったという。
Yahooニュースより引用
同級生には、「カシオペア」の元メンバーで、ベーシストの桜井哲夫さんがいたそうで、岸田文雄総理の印象について、このように語っていました。
「協調性があり人望が厚かった」というのは、総理にぴったりですね。
ニューヨークで通っていた学校は?
岸田文雄総理は、父の岸田文武氏がニューヨーク総領事館に勤務していた関係で、一時期アメリカのニューヨークに引っ越しをしています。
ニューヨークの小学校「PS20 Anna Silver Elementary」へ入学した岸田文雄総理。この諸学校は、マンハッタン島にあり、タイムズスクエアやセントラルパークも近いそうです。
当初は英語が全く分からなかったので、コミュニケーションに苦労したようです。
その後勉強の甲斐あって、生活に困らない程度の英語力を身に着けたそうですよ。
その後、「PS13 Clement C.Moore School」に転校しています。この小学校は、クイーンズ地区にあるそうで、マンハッタンと比べると多種多様な人種が住んでいるそうです。
ニューヨークの小学校時代は、白人から舌打ちをされ、差別用語を浴びせられたりと、正義感と義憤の念を抱いで育ったそうです。
幼少期に心ない言葉をぶつけられたことが、相当ショックだったと思います。
人種差別による正義感と義憤の念が、政治家を志すきっかけにもなりました。
岸田文雄総理は過去に、国際シンポジウムで英語でスピーチをしています。
その時の様子からすると、ネイティブレベルの英語力ではないようですね。
ただ、オバマ前大統領が来日した際は、通訳なしで会話できたそうなので、日常会話レベルは問題ないでしょう。
岸田文雄の出身高校は偏差値78の開成高校!野球部出身?
岸田文雄総理は中学校卒業後、開成高校(偏差値78)に進学しています。
開成といえば麻布、武蔵と同じく「御三家」と呼ばれ、男子高校のトップと言われていますね。
麻布出身には橋本龍太郎氏、福田康夫氏と、歴代首相がいました。しかし、開成出身は岸田文雄総理が初だったようですね。
東京の中心にある都会的なイメージの麻布と比べると、開成は下町に近く、首相が出ていないことも、屈折した思いを抱いている卒業生がいたそうです。
岸田文雄総理は開成高校で野球部に所属し、かなり野球に打ち込んでいたそうです。
ポジションはショートやセカンドで、野球部自体の成績はいまいちでしたが、岸田文雄総理の熱中具合はすさまじかったとか。
父親が広島出身でカープファンだったことから、岸田文雄総理もファンになったそうですよ。
大学受験を控えた高校3年生の秋にも、後楽園球場まで広島VS巨人の試合を見に行くほどでした。
当時、東京に広島カープの帽子が販売されていなかったので、自作で作って応援しにいったそうです。
ほかにも、高校時代はギターにハマっていたそうです。
いまでも開成高校の友人とは仲が良く、OB会である開成会の主催者もつとめています。
高校時代の同級生いわく、岸田文雄総理はよく勉強をしていて、休み時間も穏やかだったそうです。
どっしりしていて良く話を聞いてくれることから、『開成のパパ』と呼ばれていたそうですよ。
岸田文雄は早稲田大学出身!大学受験は2浪して東大落ちた?
岸田文雄総理は東京大学入学を目指し、2年間浪人をしましたが、最終的に早稲田大学法学部に入学します。
慶應義塾大学法学部にも合格したのですが、早稲田大学を選んだようですね。
岸田文雄総理の父が東京大学法学部政治学科出身で、当時開成高校といえば「東大進学!」と言われていたので、2浪してでも合格したかったようです。
開成高校現役の年とその翌年は、東京大学のみ受験し、滑り止めは受けなかったようですね。
母校の開成高校は東大に進む生徒が多い中、私は東大受験に三回失敗するなど悔しい思いもしました。
文春オンラインより引用
開成高校は、東大合格者数ランキングにおいて、40年連続トップの超進学校なんです。
東大受験に3度失敗したことは、相当ショックで、帰り道はほぼ記憶がなかったそうです。
しかしこの悔しい経験は、今の政治活動に活きているのかもしれませんね。
大学の同級生いわく、岸田文雄総理はいつも腰が低く、人の話をよく聞く人で、硬派だったそうです。
大学当時、岸田文雄総理は政治家を目指していたわけではなく、夏目漱石のような小説家に憧れていたといいます。
勉強よりも趣味や友人と遊ぶことに時間をかけていたそうで、充実した大学生活を送っていたようですね。
大学卒業後は、日本長期信用銀行に入行しています。「自分はエリートではない」と言っていた岸田文雄総理ですが、この行員はほとんどが東大卒業生というバリバリのエリート銀行です。
本店勤務、高松支店勤務を経て退職しているようですね。
高松支店では倒産や夜逃げを目の当たりにし、世の中の厳しさを知ったことで、衆議院議員の父・文武さんの秘書となることを決意したようです。
その後は政界に進出し、様々な仕事を経て、第100代総理大臣に就任しました。
まとめ
今回は、岸田文雄総理の学歴について、紹介しました。
小学生時代にニューヨークに住んでいたことがあり、帰国後は麹町中学校、開成高校に進学しています。
東大受験に3度失敗し、早稲田大学に進学していたようですね。
これからの情報にも注目ですね!最後まで御覧いただきありがとうございました。
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