会田誠さんと言えば、現在の日本アート界で知らない人はいないんじゃないかと言うほどの、有名人である。
ただし、その作品や作風は非常にパンチの利いたものであり、取扱い注意のものも多いのは確かである。
現代美術が嫌いだとかという概念云々ではなく、それ以前の問題のような気もするし、この手の作風に対する抗体がない人にとっては、いい知れようのない衝撃があるのかも知れない。
そして事実、会田誠さんの作風が苦手だという人は多いと思う。
【現代美術家/会田誠】評価は?
会田誠(1965年10月4日生まれ)さんは、東京藝術大学油画専攻を卒業されています。
彼の作品については、『取扱い注意の作家』とも呼ばれるように、万人受けする作品ではなく完全に見る人を選ぶ作品が多いのかも知れません。
ここでは敢えて、それぞれの作品を並べて評価をしていくということはせず、あくまでも個人的な見解を交えて考えていきたいと思います。
【現代美術家/会田誠】好評価の意見とは?
会田誠さんの作品は、「風景を見て美しいと思う」とかいった作風ではなく、非常に好き嫌いがハッキリと出るタイプの作風ではないかと思います。
単純に美術・芸術に興味有る無し関わらず、「好き」という意見や「わりと好き」という意見も多くあるようです。
会田誠さんの件、若い表現者の萎縮、自主規制に拍車をかけるような事態になってほしくない。人畜無害な社会の完成を象徴するような一件。僕は会田誠の絵画が好きだし、彼の活動を尊敬しています。
— penny (@DOMINIAPENNY) 2019年2月27日
会田誠さんの作品好きですヾ(o゚ω゚o)ノ゙
— オカヤン (@8okayan8) 2019年2月27日
因みに、僕の会田誠さんの好きな作品は、エロではなくて、ゼロ戦、平山郁夫dis,学校の門限守らなくて校門で殺された女の子のポスター、ウサマビンラディンの映像作品です。数年前の森美術館での展覧会は、既に問題になっており、エロのゾーンは暖簾がかかって、ゾーニングしてありましたね。
— 小池一夫 (@koikekazuo) 2019年2月27日
高校くらいで宇島葉さんとお話した時に会田誠さん好きそう〜て紹介してもらってそのまま個展行ってどハマりして未だに追ってるからホントに人生ておもしろいな
— ハッピーテイナー (@HappyTainer) 2019年2月27日
私はフェミかぶれだけど会田誠が好きなのだ…
— M (@maibaum9159399) 2019年2月27日
僕は会田誠先生好き
— パーカーくん🐍 (@spec723381) 2019年2月27日
まー確かに会田誠はわりと過激だからなー。私は好きだけど、美女の四肢断裂は衝撃だった
— ユイハ (@yuihatomacho) 2019年2月27日
僕は会田誠さんから少なからぬ影響を受けているしまた、アラーキーさんも全てとは言わないが好きな作品はある。メディアの取り上げ方(とりわけ週刊誌)は、こうしたセクシュアルな表現者を男性向けのおもしろ作家的に切り取るし彼らはそれを承知でメディアに出る。続く
— Taxxaka (@Taxxaka) 2019年2月27日
個人的には、やや苦手系ではありますが、その作家性や行動力のようなものは単純に凄いと思うし、高く評価したいと思っています。
(ってオマエ誰だよって話ですが、笑)
一部かなり衝撃的な作品があり、10代の頃に美術を勉強していて偶然に出会ってしまった時には、通り魔事件や交通事故にでも遭ったかのような衝撃を受けたことは事実です。
しかし、同じく美術を勉強していた同級生の中には、会田誠さんの作品を見て笑っている人もいたし、高く評価していた人もいたので、ある意味では視野を拡げるための大きな勉強になりました。
【現代美術家/会田誠】苦手派の意見とは?
いやはや、そして正反対に「嫌い・苦手」「好きではない」といった意見も多くあります。
会田誠の仕事がそれほど好きなわけではないけど、美術という終わりかけのジャンルの中で頑張ってるとは思う。それがこういう寝耳に水的な攻撃を受けると言うことに現代らしさがあるとはいえるが、ここでは会田を支持する。
— 大麦小豆二升五合 (@bouzesadibey) 2019年2月27日
歳のせいなのか、久しぶり会田誠の作品見たら生理的に受け付けなくなってたわ。昔からそんなに好きでも嫌いでもなかったけど、ちょっと見てウッてなってしまった。
— 猫むらさき (@nikomichuu) 2019年2月27日
まあ俺も会田誠の作品はだいたい嫌いだけどね
まあしかし、一般的な西洋美術史の中にも不快な作品はあるしねー、難しいところよねー— Johannes@本気モード (@Johannes0908) 2019年2月27日
ごめん
会田誠嫌い
彼の作品嫌い— 🌲 (@Z5BKVD9WjgME7ho) 2019年2月27日
会田誠の件は不勉強の一言で終わるのではないかねぇ
作風は嫌いの範囲だけど評価が高い人よね— 藤orじーふー (@truehome8) 2019年2月27日
個人的な感想だと会田誠さんの作品は気持ち悪いし嫌いだから講義とか絶対行きたくないけど、知らなかった人にとっては苦痛だろうなぁ
事前に調べろという人多いけど、社会人向け公開講座だからね
作風があれでも、もっとマイルドな内容を想像するよ私は— DONジャス (@DONjas0127Hey) 2019年2月27日
…………………見て居心地いいものばかりが芸術ではない。ので、それを期待するのは間違ってる。好みの問題ですが……私は会田誠は嫌いです。(だから見ないようにしてるもーん。)
— gigiklossowski (@gigiklossowski) 2019年2月27日
私は正直会田誠作品は嫌いなわけだけど、今回の話題は会田誠の作品や言動じゃなくて、そういうゾーニング必須な作品や講師を扱う時(今回は公開講座)にどういう対応をすべき/するべきだったか、でしょ
— ikumi (@thethreegraces1) 2019年2月27日
自分ならゲスト講師の事は事前に調べるなー。特に僕も嫌いやけど会田誠みたいな作風は好き嫌いはっきり別れるやろうし、美術系の講義やし
— リョウスケ (@blue__black) 2019年2月27日
ちなみに筆者は個人的には、けっこう苦手です。
ただ、嫌いならばその理由をなぜかということも含めて、作品について考えなければいけないとは思います。
そういった意味で考えると、むしろ好きなのかも知れませんが、10代の頃に出会って以来トラウマでなるべく見ないようにして過ごしています。
そして、あまり衝撃を受けたくないので、勉強などの際どうしても見ないといけない時には、若干の覚悟を決めて見ています。
【現代美術家/会田誠】感想…w
今さら、大先生である現代美術家の会田誠さんについて感想。。
っていかがなものかと思いますがww
先にも述べたように、個人的には苦手です。
ただ、その作品が何を訴えたいのかどうしても気になってしまうし、ついつい考えてしまうため、それなりに理解しているつもりです。
もし、会田誠さんの作品でなくとも何らかの表現を目にした際に「嫌い」という感情が強いのであれば、逆説的ではありますが、もしかしたらそれだけ自分の無意識の部分に突き刺さっているという風にも解釈できるのではないでしょうか?
会田誠作品は嫌いだけど…
という訳で、個人的には全否定というつもりはなく、むしろこの人事態は嫌いではありません。
作品がそれなりの衝撃やインパクトを持っているということは、自分の内面に対して何らかの刺激を与えているという点では、すごい作家だと思います。
このような意見がまっぷたつに分かれる芸術作品については、ある意味では素晴らしいと感じます。
作家や作品について、どうこう意見する事も美術を考える上では必要なことかも知れませんし、作家事態がやりたいようにやりきる!ということが素晴らしい芸術の思想だとも言い切れないと思います。
今回は非常に個人的な意見を交えて会田誠さんの作品や作家性についても、考えてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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