川井梨紗子さんといえば、妹の友香子さんとともに姉妹でレスリング選手として活躍していますよね。
東京オリンピックでは見事金メダルを獲得し、史上初の姉妹金メダリストとなりました。
そんな川井梨紗子さんですが、どのような学生時代を過ごしてきたのかが気になりますよね。
今回は、川井梨紗子さんの学歴について、調査しました!ぜひ最後まで御覧ください。
川井梨紗子の学歴を確認!出身中学は?
川井梨紗子さんは石川県出身で、地元にある津幡町立津幡中学校を卒業しています。
小学校も同じく地元にある津幡町立津幡小学校で、幼い頃から体を動かすのが好きだった川井梨沙子さんは、トランポリンをずっと習っていたそうです。
父親の勧めでレスリングを初めて、母の指導のもとにレッスンを受けていました。
母親は川井初江さん。1989年に開催されたレスリング世界選手権53kg級で、見事7位にランクインしている方です。
妹は同じく、レスリング選手として活躍している川井友香子さん。姉妹でよくメディアに出演していますね。
道場では母親と区別をつけるために「ママ」とは呼ばせず、「先生」と呼んでいたそうです。
つい癖で「ママ」と呼んでしまい、怒られたこともあるとか。
父親は、元グレコローマンレスリング学生チャンピオンの川井孝人さんです。
川井梨沙子さんは、小学2年生のときにレスリングに出会いました。
父親が男女混合の大会に出場するのをすすめたのですが、あっさり負けてしまってかなり悔しい思いをしたそうです。
当時1度も練習しないで大会にのぞんだので、当然と言えば当然ですが・・・
産まれて初めて挫折を味わって号泣し、この経験からレスリングに打ち込むことになります。
それからは金沢レスリングクラブに所属し、小学6年生で全国少年少女レスリング選手権大会にて準優勝となります。
川井梨沙子さんが進学した津幡中学校は、吹奏楽部が有名な学校だそうで、町内の中学校が統合されて、現在に至ります。
津幡中学校にはレスリング部がないので、川井梨紗子さんは部活動に入らず、金沢ジュニアレスリングクラブで練習に励んでいたようですね。
中学生になったころはどんどん練習もハードになり、週2回⇒4回になったそうです。
また、平日は学校が終わってから夕方5時~7時過ぎまで、土日は6時間の練習をこなしていました。
練習の成果もあって、中学3年生になると、全国中学生選手権で優勝を果たしています。
川井梨紗子の出身高校と偏差値を確認!エピソードも!
川井梨紗子さんは、中学卒業後に親元を離れ、名古屋にある至学館高校に進学します。この高校は、数少ない女子公式野球部があるそうです。
至学館高校はレスリングの強豪校として有名で、川井梨紗子さんもますますその力を発揮しました。
高校2年生のときには、全国高校女子選手権や、ジュニアクイーンズカップで優勝を果たしています。
だんだん川井梨沙子さんの活躍は、世界へと広がっていきます。
至学館高校は、オリンピック4連覇の伊調馨さんや、登坂絵莉さんら有名選手を輩出している名門中の名門です。
さらに、世界カデット選手権(16・17歳の世界レスリング大会)においても、優勝に輝いています。
高校3年生のときには、全日本選抜に出場し、元世界チャンピオンの山本美憂さんに勝って優勝に輝き、世界選手権代表にも選ばれました。
その際は7位という結果に終わったのですが、大学進学後はさらなる活躍を遂げました。
川井梨紗子の出身大学は至学館?エピソードも確認
川井梨紗子さんは現在、ジャパンビレッジに所属していますが、高校の系列である至学館大学出身です。
至学館大学は、女子レスリングの名門大学で、オリンピック出場者を数多く輩出しています。
オリンピック3連覇を果たした吉田沙保里さんも、2016年11月~2018年8月まで副学長に就任していました。
川井梨紗子さんは2013年に至学館大学に進学し、ジュニアクイーンズカップで優勝を果たしています。
その後、階級を59kg級に上げて、どんどん活躍していきました。
2016年2月におこなわれたリオオリンピックでは、マリアママシュク選手を破って見事金メダルを獲得しています。
2017年現在はジャパンビバレッジに所属し、2018年FIFA世界ランキングでは堂々の1位を獲得しました。
レスリングに取り組み始めたのは小学2年生ですが、そのときから着実にステップアップしているのですね。
初めて出場した大会で敗北したことは、川井梨沙子さんの闘争心に火をつけました。
それ以降は国内大会でほぼ優勝していますので、負けず嫌いの性格が今の川井梨紗子さんを作り上げたのかもしれません。
そんな川井梨紗子選手の最大のライバルは、史上初となるオリンピック4連覇を成し遂げた伊調馨選手。
ずっと追いかけてきた憧れの存在であり、最大のライバルでもあります。
2018年12月の全日本選手権では、伊調馨選手とのオリンピックをかけた死闘が繰り広げられます。
オリンピック王者同士の対決は、史上初。初戦から両者はお互い一歩も譲らず、2-1で川井梨紗子さんが勝利となります。
このとき伊調馨選手が日本人選手に敗戦したのが、なんと17年ぶりで、川井梨紗子さんによって連勝記録が70でストップされたことになりました。
しかし、敗者復活戦で勝利した伊調馨選手は、ふたたび決勝で川井梨紗子さんと対戦することになります。
決勝で、こちらも僅差の2-3での逆転負けとなってしまい、当時は引退も考えました。
しかし、その悔しさをバネに、2019年全日本選手権で伊調馨選手に6-4で勝利をおさめます。
その後のプレーオフでは激闘の末、世界選手権代表の座を勝ち取り、東京オリンピック代表にも内定しました。
伊調馨さんとの激闘を経験したからこそ、川井梨紗子さんは姉妹で金メダルという素晴らしい結果を残すことができたのでしょう。
まとめ
今回は、川井梨紗子さんの学歴について、紹介しました。
地元にある津幡中学校卒業後、レスリングの名門である至学館高校に進学していました。
系列の至学館大学に進学後も快進撃を続け、現在は実業団の選手として活躍しています。
今後の活躍も楽しみですね!最後まで御覧いただきありがとうございました。
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