東京オリンピックで卓球日本代表に選ばれている張本智和選手。
日本の男子卓球界を牽引していく、若きエースとして注目を集めていますよね。
そんな張本智和選手ですが、家族や兄弟が気になる人も多いと思います。
今回は、張本智和さんの家族構成について、調査しました!ぜひ最後まで御覧ください。
張本智和の家族や兄弟構成を確認!祖父は張本勲?
張本智和さんは2018年におこなわれた「ITTFワールドツアー男子シングルス」で優勝し、15歳172日という世界史上最年少記録を更新しましたね。
常に攻めの姿勢でチャレンジし続ける努力は、大人も見習うべき存在かと思います。
そんな天才・張本智和選手を育て上げたのが、元卓球選手の両親です。
家族構成は、父:張本宇さん、母:張凌さん、妹:張本美和さんの4人です。
父の宇さんは元プロ卓球選手で、男子ジュニア日本代表のコーチも務めていました。
母の凌さんも元プロ卓球選手で、中国代表選手として世界卓球選手権に出場しています。
そして、妹の美和さんも卓球選手ということで、正真正銘の卓球一家です。
美和さんは、2019年におこなわれた「全日本卓球選手権」で、平野美宇選手が打ち立てた最年少記録に並んでいます。
家族全員が卓球経験者、そしてかなりの実力という事ですから、張本智和さんにとって心強い味方ですね。
ちなみに、元プロ野球選手でコメンテーターの張本勲さんが、張本智和さんの祖父という噂があります。
しかしこれはデマで、2人に血縁関係はありません。
張本智和さんの両親は中国人ですが、張本智和さんは日本生まれ日本育ちです。
父親・妹とともに日本に帰化し、母親は中国籍のままです。帰化前の名前は「張智和」でした。
張本勲さんは在日韓国人で、本名は「張勲」となります。
元の名字が「張」で、日本名が「張本」というところが共通していますが、中国と韓国ということで、全く関係ありません。
張本勲さんも張本智和さんには注目しており、「名前がいいね。私の孫じゃないよ」とジョークを言っていました。
自身と同じ名前の張本智和さんを絶賛していました!
張本智和の両親の国籍は中国?真相を調査
張本智和選手はもともと中国国籍で、「張智和」という名でした。
2014年春には日本国籍を取得し、帰化したため、苗字が「張」から「張本」になっています。
新しい「張本」という苗字には、「本分を忘れないように」という意味があります。
「智和」という名は、「平和の和」からちなんで、「世界に羽ばたいて日本と中国の架け橋になって欲しい」という両親の願いが込められています。
張本智和選手の父・張本宇さんは、元プロ卓球選手で、1998年に日本チームのコーチに誘われて、来日しました。
福原愛選手らも所属していた名門『仙台ジュニアクラブ』で指導しており、男子ジュニア日本代表のコーチも務めていました。
父親の宇さんは、張本智和選手と同じ2014年春に日本国籍を取得し、帰化しています。
張本智和選手の母・張凌さんは、中国四川省出身で、父と同じく元プロ卓球選手。
かつては中国代表として、1995年の第43回世界卓球選手権にも出場しています。
ご両親ともに卓球王国である中国で、プロとして活躍していたのはすごいことですよね。
両親は現在、実家のある仙台市で「張本卓球場」を設立し、指導者となっています。
母は中国の全国大会で何度も優勝するほどの実力者で、日本に帰化しておらず、中国国籍のままです。
母は張本智和さんのことを「小さい時から負けず嫌いで、プレゼントも『金メダルが欲しい』と話していた。目標はオリンピックの金メダルだから、応援している」と話していました。
母は張本智和選手を仙台の学研教室に通わせ、勉強もおろそかにはさせませんでした。
実は、張本智和選手がプロの卓球選手になることを反対しており、「大学へいって勉強してほしい」と望んでいました。
将来どんな人生を歩んでも、勉強は決して無駄にはならずに人生の基礎になる、という考えのようですね。
特に、母の考えは、「一に健康二に学習、三に卓球」という優先順位だそうです。
将来、卓球選手をやめることになっても、勉強をしておけばどんな道へも進めるということで、小学生時代は学習塾へ通わせていたようです。
また、卓球の練習は1日2時間と決めており、あくまで勉強を優先させます。
しかし、張本智和さんは卓球でプロになることを選んだのです。すると母も、全力で息子の夢を応援することにしました。
張本智和選手は2歳から卓球を始め、何よりも卓球が大好きになり、少しでも長く卓球の練習をするため、学校の宿題を早く終わらせていたそうです。
母との約束を守り、勉強もしっかりやって文武両道を保ちました。
2014年春に帰化した際は、張本智和さん自身の希望だったそうです。自分の生まれ育った故郷の日本代表として、活躍していきたいと思ったようですね。
もともと張本智和さんは中国国籍でしたが、生まれも育ちも日本なので、故郷の代表として戦いたいと思うのは普通のことですね。
2014年春だとまだ張本智和選手が10歳のときですから、そんな幼いころから自身の将来を考えていたというのは、すごいですよね。
張本智和の妹も卓球選手?画像
張本智和選手の妹は、5歳年下の張本美和(はりもと みわ)さん。2021年現在、中学1年生です。
美和さんも2歳から卓球を始めており、なんと張本智和さんよりセンスがあると言われています。
2019年におこなわれた全日本卓球選手権では、小学4年生で2勝をあげており、平野美宇選手が持っている最年少記録に並んでいます。
まだ小学生のときから強烈なフォアドライブをはなち、思い切り振り切って打ち抜くスタイルでした。
張本智和選手の小学生時代は、ブロックやカウンターといったテクニックが持ち味でしたが、美和さんは正反対といえますね。
また、美和さんも父と兄とおなじ2014年に帰化していますので、日本国籍を取得しています。
張本美和さんは2021年3月、仙台市の小学校を卒業しており、2021年4月からは横浜市の木下卓球アカデミーに所属しています。
木下卓球アカデミーは、2021年4月に開校した新しいアカデミーで、将来有望な卓球選手を育てていく方針です。
美和さんはこのアカデミーの1期生になるのですね。
兄の張本智和さんは、小学校卒業のタイミングで、都内のJOCエリートアカデミーに入校しています。
そのため、稲付中学校へ進学したのですが、美和さんの場合は木下アカデミーなので、どこの中学校に進んだのかは不明です。
美和さんの卓球の実力については、「怪童・張本智和を超える才能」と評価されています。
2021年6月時点の卓球世界ランキングでは、U19男子1位が張本智和さん、U15女子3位が美和さんという快挙を成し遂げています。
さらに、U13女子で美和さんは1位となっていますので、今後兄とともに世界を舞台に戦っていくことは間違いないですね!
まとめ
今回は、張本智和さんの家族構成について、紹介しました。
両親と妹の4人家族のもと、全員卓球選手という一家で生まれ育ちました。
父・妹は日本に帰化していますが、母は中国国籍のままのようですね。
これからの活躍も期待したいですね!最後まで御覧いただきありがとうございました。
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