女子柔道界で、52㎏級最強の選手と言われているのが阿部詩さん。
東京オリンピックで金メダルを獲得し、今後ますますの活躍も期待されています。
そんな阿部詩さんが、どのような学生時代を過ごしていたかが気になりますよね。
今回は、阿部詩さんの学歴について、調査しました!ぜひ最後まで御覧ください。
目次
阿部詩の学歴を確認!出身中学はどこ?
阿部詩さんは、兵庫県神戸市立和田岬小学校出身です。阿部詩さんの地元は神戸市だそうで、学区内の公立校に通っていたようですね。
家族構成は両親と2人の兄の5人家族で、次男はおなじく柔道男子金メダリストの阿部一二三さんです。
阿部詩さんは5歳のときに兄の影響で、兵庫少年こだま会で柔道を始めます。
最初は兄の付き添いで見学していただけだったのですが、練習風景が楽しそうで、始めることになりました。
父親は阿部詩さんに対し、女の子だからピアノでも習った方がいいと考えていましたが、その反対を押し切って、柔道を始めました。
ピアノや水泳も習ったのですが、最終的に柔道に専念しています。
小学生のときはあまり練習に新権に取り組んではおらず、道場の入り口で駄々をこねたりと、練習を嫌がっていたそうです。
転機となったのは小学校6年生のとき。45kg超級に46kgで出場するも、初戦で80kgの相手にあっけなく敗れてしまいます。この敗戦がきっかけで、負けず嫌いな性格に火がつきました。
そんな中でも小学校5、6年生の時に、すでに全国大会に出場しており、才能を開花させています。
阿部詩さんは、小学校卒業後、兵庫県夙川学院中学校(偏差値48)に進学しました。
この中学校は私立の一貫校で、エスカレーター式で高校まで内部進学することができます。
小学生時代の阿部詩さんは、あまり真剣に柔道に打ち込んでいなかったのですが、中学時代は柔道部に入部し、真面目に練習に取り組むようになります。
練習の成果も現れて、中学3年生のときに、全国中学校柔道大会で優勝を果たしています。
また早くもその頃から、「講道館杯」といったシニアの大会に出場しています。
中学校時代は3年連続で全国大会に出場し、2年生のときは「準優勝」、3年生のときは「優勝」と、確実に結果を残しました。
阿部詩の出身高校は偏差値42の夙川学院?エピソードを確認
中学卒業後、阿部詩さんは内部進学で夙川学院高校グローバルアスリートコース(偏差値42)に入学しました。
1880年創立の伝統高校で、2015年までは女子校だったため、伝統的に女子の部活動が盛んだそうです。
特にハンドボール部や柔道部、テニス部は、全国的な強豪校として知られています。また、2019年には校名を夙川高校に改称したそうです。
阿部詩さんは、旧体育科のグローバルアスリートコースに所属し、部活動に入っている生徒だけで編成されたクラスでした。
3年間固定制のクラスだったそうで、高校でも柔道漬けの日々を送りました。
阿部詩さんは高校からは、柔道だけではなく勉強も頑張っていたといいます。
「生活面で言うと、高校に入って勉強も取り組まないといけないと思ったので、すごい授業しっかり聞いて勉強して、勉強に取り組姿勢というのは中学から高校に入って変わったかなと思います」
スポニチより引用
高校1年生の時にはインターハイに出場するも、負けてしまったそうで、柔道に対する考え方が変わったそうです。
このとき阿部詩さんは優勝候補と言われていましたが、まさかの初戦敗戦となってしまいます。
高校2年生の時には、月に1回くらいのペースで大会に出場していたそうです。
「2年生の時は一ヶ月ごとに市大会から出ていたので、一ヶ月空かないペースで試合がずっと続いていて、自分の柔道を見直す暇もなくて、高2の9月くらいに一回 「もう試合に出たくない」と思って、やりたいことができないって思った時期がありました」
スポニチより引用
努力の甲斐があり、高校2年生以降は大きく成長を遂げて、国際大会に出場するほどの選手になりました。
この大会では兄の一二三さんも優勝に輝いており、兄妹そろって優勝という快挙を成し遂げています。
「まわりの方から、『お兄ちゃんに並んだね、やっと追いついたね』と言われます。でも、私の中では追いついたとか追い越したとは思っていなくて、常にお兄ちゃんが前にいるので頑張れます」
スポニチより引用
この優勝がきっかけで、東京オリンピックの有力なメダル候補として阿部詩さんが注目を浴びることになります。
高校時代の監督には、阿部詩さんはもう高校生がする柔道じゃないほどの選手、と言わしめたほどです。
中学時代と比べても、明らかに強くなっていたのですね。
中学最後の大会から、2019年のグランドスラム・大阪まで、48連勝という素晴らしい記録を残しているようです。
阿部詩の大学は日体大!エピソードを調査
高校卒業後、阿部詩さんは日本体育大学スポーツ文化学部武道教育学科(偏差値40)に進学しました。
一般入試ではなく、AO試験だったようですね。
兄の一二三さんも日本体育大学に進学しており、そのあとを追うような形で入学しました。
高校を卒業する際は、輝かしい柔道の実績から、多数の強豪大学や実業団から勧誘を受けています。
しかし、兄がいることもあって、日本体育大学を選びました。
入学式では、新入生代表としてスピーチをしており、「もっと強くなりたい」と述べていました。
2020年は新型コロナウィルスの影響で満足な練習や試合ができませんでしたが、「どうすれば自分が強くなれるのか、柔道を進化させるかを考えた1年だった」と話していました。
また、世界選手権にも代表として選ばれていますし、2021年の東京オリンピックの代表にも内定しました。
現在まだ現役大学生ということですが、卒業後は兄のように実業団に所属することがうかがえます。
次のパリオリンピックに向けて、すでに練習に励んでいるということなので、今後ますますの活躍が期待されますね。
まとめ
今回は、阿部詩さんの学歴ついて、紹介しました。
地元・神戸市にある小学校~高校に進学し、大学からは上京して日本体育大学に所属しています。
小学生のときから柔道の才能を開花させ、中学生から大きな大会で次々と優勝する活躍を見せていました。
今後の活躍も楽しみですね!最後まで御覧いただきありがとうございました。
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