国民的人気アイドルグループ・嵐のメンバーとして活躍している、二宮和也さん。
グループとして活動休止中ですが、ソロでバラエティ番組のMCや、俳優としてマルチに活躍しています。
そんな二宮和也さんですが、演技力はどのように評価されているのでしょうか。
今回は、二宮和也さんの演技力について、調査しました!ぜひ最後まで御覧ください。
二宮和也の演技力の評判は?演技上手いと絶賛の嵐!
二宮和也さんは、ジャニーズ事務所の中でも、指折りの演技派俳優と言われています。
ジャニーズという枠を超えて、日本の俳優陣でも演技派として必ず名前があがりますよね。
二宮和也さんは、ジャニーズjr.時代から、すでに演技力を高く評価されていました。
嵐としてデビューをした後も、ドラマや映画に出演し、名誉ある賞を多数受賞しています。
映画だけでも、以下の賞を受賞しています。
- 2015年:第89回キネマ旬報ベスト・テン 主演男優賞『母と暮せば』
- 2015年:第39回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞『母と暮せば』
- 2018年:第43回報知映画賞 助演男優賞『検察側の罪人』
- 2018年:第42回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞『検察側の罪人』
- 2020年:第42回ヨコハマ映画祭 主演男優賞『浅田家!』
- 2021年:第44回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞『浅田家!』
- 2023年:第46回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞『ラーゲリより愛を込めて』
- 2023年:第65回ブルーリボン賞 主演男優賞『TANG タング』『ラーゲリより愛を込めて』
厳しい演出家で有名な故・蜷川幸雄氏も、二宮和也さんの演技を絶賛していたようです。
蜷川幸雄さんは、二宮和也さんが主演をつとめた映画『青の炎』の監督をつとめ、舞台「シブヤから遠く離れて」でも二宮和也さんを起用しました。
その後、二宮和也さんは映画『硫黄島からの手紙』に出演し、ロサンゼルスタイムズ紙で特集が組まれたり、「まだ世界的に知られていない演技力のある日本の俳優」に選ばれました。
日本だけでなく、世界でもその演技力は高く評価されています。
二宮和也の演技が自然!
二宮和也さんの演技は、とにかく自然で、すーっと役に入っていくのが印象的です。
これほどナチュラルな演技をする人は、日本ではかなり珍しいと言われています。
演技の自然さで言うと、日本でもトップクラスと言えるそうですよ。
日本ではセリフ回しがわざとらしい俳優が多いので、二宮和也さんは演技そのものが特徴的に見られることが多いそうですよ。
世界で見ると、日本の演技はオーバーアクションに思われがちということで、二宮和也さんは世界で通じる演技力と言えます。
映画『硫黄島からの手紙』で、二宮和也さんが海外で高く評価されたことも納得ですね。
二宮和也さんの演技は、変に力が入っていないので、より一層自然に感じるのでしょう。
カメラの前に立つと、どうしても無意識に力が入ってしまうので、これはかなりすごいことですね。
リラックスしている状態ですと、感情表現が豊かになりますし、「演技している感」がなくなるので、演技がとてもリアルになりますね。
二宮和也さんは、あえて役作りをしないと話しており、普通に生きている人間の一人、という感覚なのでしょう。
演技っぽくないがゆえに、簡単そうに見えているかもしれませんが、それほど実は難しかったりしますよね。
しかも、二宮和也さんのように、あまり準備をせずに現場に入るのは、相当怖いことですよね。
そう簡単にまねできるものではないので、二宮和也さんが持って生まれた才能と言えるでしょう。
ジュニア時代からそれができていましたし、ドラマ『フリーター家を買う』でも、とてもリアルな演技をしていました。
映画『青の炎』でも、大げさな感情表現をせず、とてもナチュラルな演技でしたね。
やはり二宮和也さんは、天才俳優であると言えます。
二宮和也はどんな役でも自分のものにする
二宮和也さんは、東野圭吾原作の大ヒットドラマ『流星の絆』でも、高い評価を受けました。
三兄妹の長男を演じ、両親が何者かに惨殺されたことをきっかけに、養護施設で育ちながら、詐欺に手を染めていくというストーリーでした。
かなり重いテーマでしたが、決してその雰囲気に引っ張られずに、自然すぎる演技を披露していました。
ただし、緊迫するシーンでは、緊張感を出したり、その振り幅が素晴らしかったですね。
https://x.com/viaBignells2/status/1194396023428284417?s=20
その演技力が高く評価され、いくつかの賞を受賞しています。
- 第46回 ギャラクシー賞 テレビ部門 個人賞
- 第59回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞
- 第12回 日刊スポーツ・ドラマグランプリ・秋ドラマ 主演男優賞
また、映画『硫黄島からの手紙』『母と暮せば』など、現代以外が舞台の作品でも、演じ切る対応力がありますね。
二宮和也はゴリ押しだけど演技下手?大根役者っぷりにがっかりの声も?
二宮和也さんは、これまで数々の作品に出演しており、俳優として高く評価されています。
そんな二宮和也さんですが、「演技が下手」という意見もあるようです。
https://x.com/rinrinrin2018/status/1703449370392449271?s=20
https://x.com/GxAjq/status/1703686401219604871?s=20
二宮和也さんの演技は、話題のドラマ『VIVANT』での評価がいまいちだったようです。
このドラマには、堺雅人さんをはじめ、主演クラスの俳優が数多く出演しています。
二宮和也さんはドラマ放送にあわせて、自分の登場シーンを予告したり、プロモーション活動をしていました。
二宮和也さんの演じたノコルは、とても闇深い役でしたが、それがあまり合っていない、という意見が多かったようです。
ノコルはテロ組織・テントのナンバー2で、殺害の指示を出したり、緊迫したシーンが多かったのですが、「迫力がない」という意見も多くあがっていました。
https://x.com/Davisville60679/status/1703515994529165545?s=20
https://x.com/bassan_1121/status/1703436254828986503?s=20
二宮和也さんは、松坂桃李さんと比較されてしまい、「小者感」などと言われてしまったようです。
二宮和也さんの演技については、「昔に比べて下手になった」と、比較する声もあがっていました。
これも、演じる役や見る人の主観によって変わってくるでしょう。
役柄やあえてそう演じていることもあると思いますが、人によっては「合っていない」と感じてしまうのでしょうね。
常にナチュラルな演技を見せてくれるので、ある意味「ワンパターン」「何をやっても二宮和也」と捉える人もいるのでしょう・
あまりにも自然に演じるからこそ、どの役も二宮和也さんと感じるのかもしれません。
木村拓哉さんと共演した映画『検察側の罪人』でも、二宮和也さんはクオリティの高い演技を披露しました。
葛藤するシーンが多かったのですが、やりすぎることがなく、クライマックスで叫ぶシーンも、とても印象的でした。
原田眞人監督は、台詞を噛んでも、役者の判断で演技を途中で止めないという方針だそうで、その結果迫真の演技につながったのでしょうね。
二宮和也のジュニア時代からの経歴をまとめてみた!
二宮和也さんは、幼い頃アイドルにまったく興味はなく、テレビで野球しか見ないような少年だったそうです。
中学生になったばかりの頃、二宮和也さんの従兄弟が内緒で履歴書をジャニーズ事務所に送り、知らないうちに書類審査が通ります。
ジャニーズのオーディション当日は、野球の試合があったのですが、二宮和也さんのお母さんが5000円のお小遣いを渡します。
二宮和也さんは5000円のお小遣い欲しさに、オーディションに行きました。
オーディションでは全く踊らず、ずっと立っていたままっで、ジャニー喜多川氏に「何で踊らないの?」と声をかけられます。
二宮和也さんは「狭くて躍れないんだよ!」と言ったのですが、なんとそれがきっかけでオーディションに合格します。
その悪態が、ジャニー喜多川氏にとって面白かったようですね。
同時期に入所したのは、嵐の松本潤さんや相葉雅紀さんでした。
「にのあい」コンビとして知られる相葉雅紀さんは、シンメで特別な仲で、ジュニア時代には総武線で一緒に帰っていたそうですよ。
そのことから、「総武線コンビ」とも呼ばれています。
当時の出待ちファンは、圧倒的に相葉雅紀さんが多く、二宮和也さんはプレゼントなど大荷物を持ってあげていたそうですよ。
事務所入所後は、すぐに雑誌撮影と『ミュージックステーション』へ出演し、1年間はオーディションを受け続ける日々でした。
1997年には舞台『Stand by Me』に出演するも、知名度がなかったため、劇場前でチケットを無料で配っていたそうです。
当時、二宮和也さんはあまり目立とうとせずに、常に隠れているようなタイプで、変わったこともしなかったそうです。
1996年夏には、V6のコンサートに初出演し、給料を手渡しされ、名前入りのハンコが押してあって感動し、そこから頑張るようになったそうです。
そして1998年にはドラマ『天城越え』に出演し、「これが一番ツラいドラマだった」と明かしています。
真冬に浴衣1枚ではだしで駆け回り、白い息が出ないように氷を口に入れたりと、過酷な撮影だったそうです。
中学1年生の終わりごろから演技も評価されるようになります。
中学2年生には、松本潤さんや相葉雅紀さん、生田斗真さんらと「MAIN」を結成し、将来有望と言われ猛プッシュで売り込まれました。
しかし、当時もっとも売れていた生田斗真さんが、ドラマやバラエティ番組で多忙になり、2年ほど活動休止しています。
その後、演劇の演出家を目指すため、ジャニーズを辞めると直訴。
しかし、ジャニー喜多川さんに無理やりハワイに連れて行かされ、嵐としてデビューしました。
嵐はメジャーデビューを果たすと、すぐにトップアイドルに上り詰めました。
嵐は当初、圧倒的人気だった滝沢秀明さんや今井翼さんを中心に、選定が進められていました。
しかし、ジャニー喜多川さんの構想が変わり、櫻井翔さんと二宮和也さんを中心に組まれるようになったのです。
ただ、当時二宮和也さんは演出や制作など裏方に興味があり、デビューに前向きではなかったそうです。
そして、嵐が期間限定のグループと聞かされ、メンバー入りを了承します。
その一方、高校時代には立て続けにドラマに起用され、人気俳優としての地位を確立しました。
そんな中でも、ワールドカップバレーボールが終わる頃には辞めよう、と思っており、東京ドームでのお披露目公演では、リハーサルで振付師にひどく怒られました。
二宮和也さんは、辞めたいと言ってるのに怒られたことに憤り、トイレに籠って号泣したそうです。
その際には、櫻井翔さんが励ましてくれて、リハーサルを続行します。
そして、「A・RA・SHI」でCDデビューして以降は、俳優とアイドルどちらでも大成功をおさめます。
まとめ
今回は、二宮和也さんの演技力について、紹介しました。
受賞歴や大御所からの評価を見ても、やはり二宮和也さんは高い演技力があることが分かりますね。
役に合っていないと演技が下手という意見がありましたが、自然すぎるあまりいつも同じに見えてしまうことがあるようです。
今後の活躍にも注目ですね!最後まで御覧いただきありがとうございました。
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