実力派女優として、さまざまな作品に出演している、松岡茉優さん。
どんな役柄も自分のものにしており、業界内でも演技力がすごい!と話題になっています。
そんな松岡茉優さんですが、演技力については、どのように評価されているのでしょうか。
今回は、松岡茉優さんの演技力について、調査しました!ぜひ最後まで御覧ください。
松岡茉優の演技力は?演技上手い?世間の声を確認!
松岡茉優さんの演技の評判については、世間でも賞賛の声があがっています。
あの頃は気づいてなかったけど
松岡茉優ちゃんの演技力の高さがよりシーンを面白くさせてたんだな#あまちゃん
— まりっち (@tiger_6_TONES) June 29, 2023
https://twitter.com/sarusuberi0306/status/1672868014495252486?s=20
「騙し絵の牙」見ました。俳優「大泉洋」と水どう「洋ちゃん」がうまく橋渡された良作でした。ただ、なんだかんだ言って松岡茉優の演技力がえげつない。
— 中学の校舎を新しく建て替えたカピバラ (@TV_DECKHEAD) July 6, 2023
松岡茉優さんは、どの作品でも演技が光っているので、どの役も大好評のようです。
常に自然な演技をしており、持ち前の明るさを生かした役や、ダークでシリアスな役など、幅広い演技力が魅力ですね。
若手女優の中でも屈指の演技力と言われているのも、納得です。
松岡茉優さんは、どんな役でも自然に演じるので、見ていて安心感がありますね。
業界関係者からも、「主演やヒロインのみならず、主人公を支える役でも欠かせない」と、安心感がある」と評判だそうです。
一部では、「台詞を預けがいがある役者」とまで言われているとか。役者からしたら、これ以上ない褒め言葉ですよね。
プロの目から見ても、視聴者から見ても、その人の心をぐっと掴むので、印象に残りますよね。
昨年は日本アカデミー賞では、「勝手にふるえてろ」で優秀主演女優賞、「万引き家族」で優秀助演女優賞を受賞。またブルーリボン賞でも2つ映画で助演女優賞を受賞。さらにエランドール賞で新人賞、日刊スポーツ映画大賞でも主演女優賞に輝くなど、賞を総なめしているのだ。
シネマトウデイより引用
松岡茉優さんはこれまでに、数多くの賞を受賞しています。以下はほんの一部です。
- 第42回 日本アカデミー賞 優秀主演女優賞『勝手にふるえてろ』優秀助演女優賞『万引き家族』
- 第61回 ブルーリボン賞 助演女優賞『万引き家族』『ちはやふる -結び-』
- 第43回 エランドール賞 新人賞
- 第113回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演女優賞『初恋の悪魔』
これだけの賞を受賞しているということは、間違いなく松岡茉優さんの演技力が本物ということですね。
主演も脇役も選ばずに出演しているので、『主演を用意しないと出ない』ということもなく、奢ることない姿勢も素晴らしいですね。
純粋に良い作品であれば、いつでもオファーできるというのは、制作陣からすると重宝されますね。
演技力が重要な作品の場合、まず最初に松岡茉優さんの名前があがるほどだとか。
なんでもこなすオールラウンダーなところが、松岡茉優さんの魅力ですね。
「桐島、部活やめるってよ」で注目
2012年8月公開の映画「桐島、部活やめるってよ」は、松岡茉優さんの知名度を高めることになりました。
爆笑問題の太田光さんは、「桐島、部活やめるってよ」を観て、「バケモノみたいな女優が出てた」「やけに上手すぎて浮いちゃう」と絶賛していました。
演技力は故・樹木希林さんレベルと評し、「辛口で知られる太田光さんがべた褒めした!」と、話題になりました。
この作品では、相手を見下す嫌なギャル役を演じており、同じ高校にいたギャルを参考に、言葉遣いなどを録音して聞いていたそうです。
ストイックな役作りをすることで、さらに演技力に磨きがかかっているのでしょうね。
松岡茉優さんはどんな役にものめりこむタイプで、『桐島、部活やめるってよ』でも、本当に松岡茉優さんが性格悪いかのように見えました。
作りこんで入り込んでいっているので、撮影中はなかなか役が抜けずに、日常生活に影響を与えることもしばしば。
簡単に切り替えられないほど、演技に没頭しているということですね。
「勝手にふるえてろ」で高評価
松岡茉優さんは、2015年公開の映画「勝手にふるえてろ」で、映画初主演をつとめました。
大九明子監督による本作品は、中学時代の初恋相手を忘れられない主人公が、脳内で妄想を暴走するという物語。
松岡茉優さん演じるこじらせOLは、絶滅生物について熱弁をふるい、そのセリフまわしは秀逸です。
現実と妄想が入り混じった不思議な世界観と、松岡茉優さんのコメディエンヌっぷりは必見ですね。
妄想の中で生きるというのは、なんともクセがある役ですが、見事に演じきっていました。
松岡茉優さんは、この映画「勝手にふるえてろ」で、
- 第42回 日本アカデミー賞 優秀主演女優賞
- 第30回 東京国際映画祭 東京ジェムストーン賞
- 第27回 日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞
- 第10回 TAMA映画賞 最優秀女優賞
を受賞しています。名だたる賞を総なめにしていますね!
「万引き家族」でも高評価
松岡茉優さんは、映画「万引き家族」で信代(安藤サクラ)の妹・亜紀役を演じています。
映画界の巨匠・是枝裕和氏が監督をつとめ、家族ぐるみで犯罪に手を染める一家の物語を描いています。
作品自体の注目度が高く、第71回カンヌ国際映画祭では最高賞となるパルムドールに輝きました。
松岡茉優さん演じる亜紀は、両親に存在を無いものとされ、風俗店に勤務する複雑な感情を秘める女性です。
難しい役でしたが、さすがの表現力で見事に演じきっていました。
松岡茉優さんは、この映画で、
- 第42回 日本アカデミー賞 優秀助演女優賞
- 第10回 TAMA映画賞 最優秀女優賞
- 第40回 ヨコハマ映画祭 助演女優賞
- 第61回 ブルーリボン賞 助演女優賞
- 第28回 東京スポーツ映画大賞 助演女優賞
を受賞しました。
松岡茉優は声優も演技も下手でわざとらしい?
松岡茉優さんの演技について調べてみると、「わざとらしい」「苦手」という声もあるようです。
https://twitter.com/reiayahiro2621/status/1245863803440386049?s=20
松岡茉優さんの演じるツミキちゃん
喋り方がわざとらしいなと思ってはいたけどこれは本当にわざとそうしてるのか?
二重人格?である蛇女との離別をするために自分で自分を騙してキャラ付けしてるって役なのかな?#初恋の悪魔— ♢294♢ (@A_294_) July 23, 2022
松岡茉優がまたうざったい役でな…わざとらしいほどの天真爛漫さが逆に不気味でよかったし破滅していく様もよかった…行定監督は汚い恋愛映画撮るのがほんっとにお上手ですね…
— ちゃまめ (@Dijpistols) July 19, 2020
ただ、演技がわざとらしいというよりは、バラエティ番組で見せるリアクションがわざとらしい、という意見が多いようです。
もともと松岡茉優さんは、「おはガール」出身で、バラエティ番組で鍛えられたトーク力があります。
その時のリアクションに名残があるので、わざとらしく感じてしまうのかもしれませんね。
確かに、松岡茉優さんはいつもテンションが高くて、リアクションも大きいようなイメージがあります。
松岡茉優さんは、シリアスな役を演じることも多いですが、もとは明るい面白担当だそうです。
バラエティ番組では、素の松岡茉優さんが出るので、そのギャップに驚かれるのかもしれないですね。
明るくて何事も全力なのが、好印象ですけどね!見た人の受け取り方次第、なところはありますね。
声優の評価は?
松岡茉優さんはこれまで、何度も声優をつとめています。
- ジュラシック・ワールド(2015年):グレイ・ミッチェル(タイ・シンプキンス) 役
- ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ(2016年):キミア王女 役
- 映画 聲の形(2016年) :石田将也(小学生) 役
- カーズ/クロスロード(2017年) :クルーズ・ラミレス 役
- バースデー・ワンダーランド(2019年) :主演・上杉アカネ 役
- デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(2020年) :メノア・ベルッチ 役
- 映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021(2022) :ピイナ 役
- DC がんばれ!スーパーペット(2022年):PB 役
声優の評価については、概ね好評のようですね。
「聲の形」って映画は声優映画でもあって、入野自由、小野賢章、早見沙織、悠木碧と言った現在一線級の声優が役者として如何に素晴らしいかも確認できる。所謂プロ声優に苦手意識のある人ほど、その偏見がひっくり返されると思う。それと松岡茉優が声優としても有能な役者だ確認できる部分もv注目。
— aomeyuki (@aomeyuki) August 25, 2018
松岡茉優、って声優としてもかなり上手、でもプロの声優の滑舌ってすごい
— m.$.t.k. (@mk_sekibang) March 5, 2023
松岡茉優ちゃん声優上手
— しゅが (@wtsk_wtsk) July 26, 2022
ただ一部では、「下手」という意見もありました。
娘と映画版聲の形見てるんやけど、主人公の少年時代の声優、下手やし酷すぎるwってなって調べたら…松岡茉優さんやん…演技上手な人が、声の演技まで上手とは限らんのよ。もうさ、こういう女優さんの使い方まじやめようよ…可哀想だよ…悪目立ちするし興ざめなんよ。(やっと入野自由さんになった)
— せみまるこ (@semimaruko) February 16, 2023
https://twitter.com/on_ryom/status/1550456213728403458?s=20
プロの声優と比較すると、違和感を感じる方もいるかもしれないですね。
映画『聲の形』は、俳優陣でキャスティングされたのが、松岡茉優さんだけでした。
もともと、山田尚子監督の熱烈なオファーによって、起用されたそうです。
私は、松岡さんの出ていらしたドラマが大好きで。松岡さんのやっていた役が、1話からすごく気になる子だったんです。それがすごく印象的で、『聲の形』をやるとなった時に、真っ先に松岡さんのことを思いました。ダメ元ではあったので、本当にやっていただけてすごくラッキーでした。
MOVIE WALKER PRESSより引用
監督の絶大な信頼を持って声優をつとめた、松岡茉優さん。
山田尚子さんは、映画『けいおん!』『たまこラブストーリー』など、名作アニメを世に送り出していますが、京都アニメーションが声優以外をキャスティングするのは、松岡茉優さんが初めてでした。
プロの目から見ても、松岡茉優さんの声優は上手ということですね。
松岡茉優の子役時代が不遇だった?現在までの経歴は?
松岡茉優さんは8歳のときに、妹がスカウトされ、芸能事務所についていったところ、自身もスカウトされて芸能界入りを果たしました。
子役時代は妹のほうが売れっ子で、松岡茉優さんは劣等感を感じていたそうです。
ある日、約30人が集められたオーディション部屋で、スタッフから「今、頭を触られた子以外はお帰りください」と言われ、「ゴミ子役が集まって部屋で待っていた」という悲惨なときもあったそうです。
またある時は、50人ぐらいの子役が待たされていると、「美山加恋さんがいらしたんでオーディション大丈夫です」と、帰されたことも。
当時、売れっ子子役が多数いたので、松岡茉優さんは待遇が雲泥の差だったことを振り返っていました。
今まで数々のオーディションを受け続け、中でも土屋太鳳さんとは特別な縁があるそうで、同じオーディションを受けて負けたことが4回もあったとか。
太鳳ちゃんと松岡茉優ちゃんは良き友でもありよきライバルでもあるんよね。
言い方がきつくて色々言われてるけど日本語って難しいよね。
鈴木先生の時の太鳳ちゃんと松岡茉優ちゃん乗せとこっと。 pic.twitter.com/rewqTFxi9z— 脳内思考停止女 (@kentotao_t_y) October 7, 2019
小学生のころは、レッスンに通う日々で、お芝居のレッスンでは自分に役がもらえることが、とてもうれしかったそうですよ。
芸能界に入った時はまだ小学校2年生だった松岡茉優さんですが、本格的に活動を開始したのは、13歳の時でした。
テレビ東京の「おはスタ」で、「おはガール」に選ばれたのです。
おはガールといえば、蒼井優さんや、あびる優さんなど、多くの有名人を輩出しています。
あらゆるオーディションを受けて、500回ぐらいは落ちているという、松岡茉優さん。
おはスタを卒業した後は、バラエティ番組にはほとんど出演しませんでしたが、女優として花開きます。
2013年、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』に出演し、注目を集めました。
2017年12月23日公開の映画『勝手にふるえてろ』では、映画初主演を果たし、2019年には「優秀主演女優賞」「優秀助演女優賞」を受賞しています。
まとめ
今回は、松岡茉優さんの演技力について、紹介しました。
どんな役でも自分のものにして、役になりきる演技力は、高評価を得ていることが分かりました。
特に映画での評価が高い松岡茉優さん。名誉ある賞を受賞しており、その演技力は確かなものですね。
今後の活躍も楽しみですね。最後まで御覧いただきありがとうございました。
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